研究報告 第2報
第1報において筆者はブラのアンダーとカップサイズという2つの可変値に対するカップ内容積について検討を行った。
しかし実際ブラをつけた女性の写真を見てわかるように、小さいカップサイズでは乳房がカップ内に全部入るが大きいカップサイズになるほどカップの上側に乳房がカップに入っていない部分の容積が増えていく、つまりアンダー部分が浮いてしまわないように正しくブラのサイズ選びをした場合にも実際にそれに入れる乳房の容積はカップ内容積とカップに入っていない部分の容積を足した容積となり、サイズが上がるにつれカップ内に入っていない部分の容積が増えていくためサイズとそれをつける女性の乳房の容積の関係はおそらく直線ではなく指数曲線に近いものになることが推測される。
サイズごとに実際に装着する女性の乳房の容積変化をより現実に近い形でとらえるため算出する式を理論的に求めることはできないと思われるので、実際の装着状態を作りだしておよその容積を求め、その結果をグラフ上にプロットしてカップ内容積と実際の乳房の推定容積の関係を調べた。
試験方法
第1報で用いたブラと同じメーカーのブラでパットや装飾なく薄い生地でできている最も基本的な製品ラインを用いる。アンダー80cmでBカップからIカップまでののカップサイズのものをそろえ、そのアンダーサイズに合うトルソーを用意する。
報告1で行ったカップ内に米を入れその容量でカップ内容量を測定する(以下米法と呼ぶ)。用意したトルソーはB80がジャストサイズであるためBカップの米法での容量をトルソーの乳房の容量としてそこから上のサイズについて徐々に隙間を埋める量を詰め物により調節してトルソーに適切に装着したときの乳房の容量をシミュレーションする。詰め物の量の求め方についていくつかの試行錯誤の末米よりやや比重の小さい小豆を用いてそれを薄いストッキングに入れて作成する方法を用いた(以下詰め物適用法と呼ぶ)。しかしカップサイズが大きくなると薄いストッキングに入れた状態ではうまく装着できないのでさらにこれを厚手のストッキングに入れた。
ストッキングそのものの体積による誤差および米と小豆では容量を量るときに生じる空間の違いから誤差が生じる可能性があるので両者の相関がとれるようにするためにまずCカップとDカップを用いて米法で測定したカップ容量からBカップの容量を引き算しその数値と実際にCカップとDカップで詰め物適用法で測定した
小豆の容量との差をストッキングによる容量であるとしてそれを全サイズで補正値として使用した。
今回BカップからIカップまで全部同じ製品ラインでそろえることができなかったため製品ラインの違いによる差を確認するために両方の製品ラインでFカップを測定してそれぞれのFカップブラでの測定値が大きい場合にはなんらかの補正を行うこととしたがあまり大きな差はなかったのでそのまま用いた。

詰め物適用法により適正な詰め物を作る。何度も微調整が必要な面倒な方法であるが今のところ他によい方法が考案できていない。 この状態ではトルソーに装着したときに重さで形状が保てないのでさらに外側を厚手のストッキングで覆うようにする。
結果
アンダーバストのサイズが80cmである製品についてBカップからIカップまで全く同じ製品ラインをそろえているものを見つけることができなかったのでB80からF80までの同一性のある製品ライン、F80からI80までの一連のラインを用意し、かさなるF80については両方の製品で相違がどれくらいあるかを確認した。
その結果FからIまでそろえてあるほうの製品ラインのほうがやや容量が大きいことがわかったが、差異は無視できる程度であると考えられたので両方の製品ラインのFカップについてそれぞれ測定した値を合わせて幅をとることとした。
米法でそれぞれ3回づつ日を分けて測定した結果の中央値、そして新たにトルソーに装着して適切な状態になるように詰め物量を調節してその量を測定した詰め物適用法での測定値(これは左右1回づつの測定の平均値)をTable1に示す。またその値のプロットをグラフとした。米法については幅も示した。
2つの異なる製品ラインを合わせたFカップにおいてやはりばらつきが大きくなっているがBからIまでの増加率はほぼ直線回帰ができる増加傾向であると思われる。これに対して詰め物適用法はFカップ以下のカップではほとんど米法と同じであり、Fより大きなカップにおいて詰め物適用法の容積がカップ内容積を上回る容量が得られた。それぞれについて詰め物適用法でトルソーに装着した状態の写真を示した。装着させた状態でカップとサイドのバンドとの縫い目からトップ位置までを乳房の高さとしてこれを測定した値を併記した。


測定法2による各カップサイズの適正と考えられる装着状態


詰め物無しでちょうど適正なサイズとなっている






このサイズからは詰め物の形状を整えることが難しくかつ落ちないようにするためにかなりまさつを上げる必要がある。もっと軽い詰め物を用いることが今後の検討課題であろう。
結論および考察
結果よりわかるように同じアンダーバストサイズにおいてカップ内容積はカップサイズ増加に対しほぼ直線的に増加しており、これは研究報告1で大きいサイズになると増加率が上がる傾向にあることとやや一致しない結果であったが今回は測定回数を増やしていること、報告1で省略した間のサイズについても測定していること、さらに布の伸びが反映されないようにできるだけブラカップを置いた状態で測定したことによるものと考えられる。
詰め物適用法ではFカップ以下のカップサイズでは米法との差はほとんどなく、フルカップブラの場合適切な装着方法をとったときには乳房は全部カップ内におさまると考えられる。しかしFカップより上では乳房の重量によるブラカップの伸びと乳房の上側がカップ内に収まらなくともある程度適切な装着であると判断できる状態になることから詰め物適用法の容量がカップ内容積を上回るようになったと考えられる。 しかしフルカップブラであることが最もその原因であると考えられるがカップ内容積と装着モデルである詰め物適用法での差は当初予測したほど大きくはなく、アンダーが浮かず、横や上からの乳房のはみ出しを起こさないような選び方をする限りは両者には大きな差はないものと考えられた。
実際に詰め物適用法を行いながら感じたことは大きなサイズになるほどその中に入る乳房の大きさは幅をとることができるということである、つまりFカップの容量をGカップやHカップに入れてもさほど違和感はなく実際の乳房の大きさとカップサイズが厳密に対応するわけではないということが実感できた。しかしIカップで適当な容量の詰め物でFカップをつけようとしてもうまく入りきらずこの場合にはアンダーサイズをあげて無理に装着している人も多いのではないかと推測される(すなわち合っていないブラをつけて段ができている状態など)。 ビキニタイプの水着でのグラビア等においてはこの効果を利用する、つまりアンダー部分が適当でもカップ布を小さくすることで横や上はほとんど乳房がはみ出している状態にする、あるいはアンダーもあえて合わないものをつけさせることで不自然な状態を作り出すことによって乳房の大きさを強調する方法をとっていると思われる。
今後実際にアンダーバスト80ちょうどの人により実際の乳房容量と選んでいるカップサイズの関係を調べてみたい。実際の場合は乳房だけが独立して乗っているような形の人は極希であり、特にぽちゃな人の場合には周囲の部分をブラ内に寄せてきて入れる場合が多いことを考えると理想的な装着状態を得ることそのものが乳房そのものの容量を反映しない結果になることも考えられ様々な形状の存在する人の場合の推定の難しさが推測されるところである。
付録


報告者もちょうどアンダーバストに相当する部分のサイズが80cmであるため今回用いたブラはちょうど合うものであった。そこでさっそく実際につけて視覚的比較を行った。やや姿勢に違いが生じてしまったがかなりの目処にはなるのではないだろうか。
ちなみにしばらくつけて過ごすと胸の大きな女性の苦労の一端をうかがい知ることができる。Fではまださほど邪魔にならないがIになるとTシャツの着脱さえ難しくもちろん自分のお腹も足下も全く見ることができない。
胸の大きな女性は普段家ではわざと垂らしておくという人が多いということも理解できる、しかし肝心の乳房の重量は布よりはるかに重いのでその苦労のほうがさらに大きいのであろう。



最後に
何度も度重なる着せ替えに協力してもらったトルソちゃんにお洒落なブラを着けてあげたところ。Eカップですがこれはパットがはいっているので詰め物はさほどいれていない。女性のブラ姿はほんとに美しいでものである。

APPENDIX
2004年4月サロン掲示板のほうでブラや女性にとっての乳房について多くの示唆あふれる書き込みをしてくださった菩薩様とVino様とのやりとりは胸フェチにとってのブラの意味あいを考える上でもいろいろなヒントを与えてくれるものであったと思い、それらを以下より保存しておくようにいたします。
はじめまして♪++ 投稿者:菩薩 投稿日:2004/04/02(Fri) 17:28 No.4205
浩さんはじめまして^^
画像BBSの方にも書き込みをさせて頂きました菩薩と申します。巨乳な日々の1でありました“同じカップサイズなのに何故見た目にばらつきがあるか”ということに女性としてある種の回答ができるのではないかと思いこちらに伺いました。
ばらつきの原因に挙げられるのは以下の記述であると思われます
- ブラジャーの製造メーカーによってカップサイズ(ワイヤーの弧)に大きさのばらつきがある(メーカーによってサンプル統計が違うからのようです)
- ブラジャーの形状及び構造によってホールド力が違う
(形状例)フルカップ・3/4カップ・1/2カップ
(カップ自体の形状例)丸(モールドカップ)・乳頭に向かって三角…等
(構造例)2段ホック・3段ホック・ストラップレス・サイドボーン・ストラップの付け根の位置・ストラップの幅- 自分の正しいブラサイズを知っている女性・知らない女性の知識の差が激しいこと
- 釣鐘型・鳩胸型・おわん型・裾野の円周・胸囲自体の肉付き…等おっぱいの形状の個性
- ブラジャーをつける意味合いが女性個人個人においてかなりの差異がある
(解説)まず、ブラジャーをつける意味としてはまず第一の目的は胸部の補正(垂れるのを防止する意味も含む)です。形を崩さぬという本来の目的をちゃんと果たすためにはブラジャーを必ず試着して購入することが鉄則です。
勿論乳房だけをホールドしても補正の意味は成しません乳房を支える胸筋もホールドできなければなりませんので胸筋にリンクしている裾野の弧にあったワイヤーを選ばねばなりませんし胸部を補正するという意味でも脇をスッキリさせるために(そのためにサイドボーンがある)形よくブラジャーに納めなければなりません。それが自分の体(肋骨などの骨格・肉付き・乳房自体のボリューム)とブラジャーの形状(ワイヤーの弧の深さなど)が一致しないとワイヤーが食い込んでアザができたりして到底一日耐えるには苦痛なほどの痛みが伴います。
巨乳になればなるほど日常オンタイムで使用するブラジャーにはしっかりホールドできるかどうかを求めます。ですがホールド力が強くなればそれだけ締め付けも強くなり痛みが生じる可能性も高くなります。かといってホールド力を重視しなければ装着直後はカップにぴっちり収まっていても乳房は元来柔らかいものなのでカップに隙間ができてしまって違和感が生じるんです。
しかし乳房の大きさに関係なくあまりホールド力に拘らない女性がいてそういう女性は乳頭などを覆うという防犯意識でブラジャーをしているんです その証拠にあたしがノーブラで外出すると友人たちはこぞって「危ないよ」「恥ずかしくないの?」と言いこそすれ「垂れるよ」とは言わないのです。
また、自分のサイズを勘違いしている女性も驚くほど多く、自分のサイズを正しく知っている女性の方が少ないくらいです 街中で段がつく格好でブラジャーに上乳が乗り上げている方を時々見かけますし、体重の増減や年齢の移行に合わせて乳房の大きさも確実に変わるのにもかかわらずブラジャーを買い換える人はあまりいません(ブラジャーって結構いいお値段しますから)
余談ですが、あたしの場合はフルカップならEの75で間に合いますがフルカップは夏場は暑いしワイヤーの弧が深くて体に合いません。だからハーフカップを好むのですが、これまたハーフカップだとあたしの乳房の形状上Eの75では乳頭がカップから出てしまいそうなのでハーフカップの場合はF75かE80を試着して違和感のない方を購入するようにしています。
Dカップ以下ではさほど悩みもしなかったのですが、E以上になってからはブラジャーは消去法でしか選べなくなってきているのが現実です しかもE以上になってくると吊り上げるためにストラップがカップの端(肩側)についている構造しかなく、ブラ紐が頻繁にずり落ちるという災難もありますよ(それを解消しようとストラップを短くすると食い込んで激しい肩こりに見舞われるんです)
長くなりまして申し訳ありませんがヒントになれば幸いです。
みなさまレスありがとうございます^^
(Vino様へ)
ちゃんと補正する場合やはりあたしもEではダメでFになります。どうせブラジャーをするならちゃんと段々をつけずに綺麗にお肉を収めたいですものね^^ ローライズ私も好きなんですよ^^ 腰で履くっていうのが締め付けが少なくて楽ですものね。でも機嫌よく履いていたら夫に「肉乗ってる…それどうなの?」と言われ落胆して普通の股上深めのデニムを即買いました(涙)熟女フェチオンリーの夫なので仕方ないんだけど…
…やっぱり育つ可能性ありですか~。あたしの場合太る時に胸から太って痩せる時は最後に胸が痩せるので徐々に胸が大きくなったようです。一ヶ月に6~8kgの体重変動があるとますますその傾向が強くなります(山咲千里さんもそう言ってました)
お肌を褒めて頂けるとは思ってなくて本当に嬉しいです^^
あたしも最近重力を感じはじめているので頑張ります!(浩様へ)
稚拙な文章ですが参考になれば幸いです。どうぞお好きにお使い下さい^^
もう、さすがおっぱい愛に溢れる浩様のおっしゃる通りに乳房の大きさによってブラジャーの目的は違います。確かに国内最大手のW社といえども同じ製品のライン展開でA~Iまで作っていないですものね。ビスチェについては胃を圧迫することやビスチェ自体の長さ(総丈)が体に合わないと立ったり座ったり体をよじったりする時に裾のワイヤーが皮膚と擦れる(ぽちゃさんなら特に)などがあって常用する女性はほとんど皆無ですし、なぜかビスチェはせいぜいDカップぐらいまでの製品展開になっていて、しかも大体がウエディング用のものなんですよ~。
それ以外のビスチェというとエナメル素材などのコスチューム的な物になるので考えたことがありませんでした。胴が円柱ならビスチェは向くかもしれませんが日本人女性はほとんどが扁平型の胴なのでビスチェは普及しない(ニーズがない)のかもしれませんね。だから水着型のボディースーツの方を好む女性が多いのかもしれません。
ボディースーツならストラップに頼れる分胃への圧迫が少なくて済むので(でもこれも既製品はサイズ展開が狭いです)ブラジャー自体と胴体の形状(扁平or円柱)には装着感に差異はないようにあたし自身は感じています。とにかくワイヤーのカーブが急であるか緩やかであるかの違いとワイヤーの長さがブラジャー選びの重要ポイントですね。
周囲の女性もブラジャーのクレームは「ワイヤーが合わないの」の一点に集中することがほとんどなんです。ロケット型や釣鐘型の乳房の方ならあまりそのあたりは感じないのかも知れませんが、裾野の広い乳房や乳房の位置が高い(鎖骨に近い)方やぽちゃさんになるとワイヤー云々が深刻になってきます。
(ワイヤーが合わないとワイヤーの端が当たる部分にアザができたり皮がめくれたりするんです。またワイヤーの端が当たる部分は腋の下でよく皮膚が動くところでもあります)。あと、余談ですがCぐらいなら洗濯機で他の衣類と一緒に洗ってもワイヤーが曲がったりすることはほぼありませんが、それ以上になるとワイヤーも当然長くなりますのでちゃんとネットに入れて洗うか手洗いしないとブラジャーがダメになってしまいます。
ワイヤーが曲がると体に沿わないのでホールド力がほとんどなくなるんです。あたし自身おっぱいが好きなので、周囲の女性にはちゃんと計測してブラジャーを買うよう勧めています。大抵の女性はサイズが上がったと喜んでますよ^^
(70年代命様)
オーダーメイド・ランジェリーは本当に必要ですよね あたしも大いに賛同致します^^
W社が既製品のブラジャーと同じような価格帯でオーダーメイドできるサロンを数年前から全国展開していますが、やはりサロンはまだまだ都市部に限られています。トラップのことですが昔(20年以上前)のブラジャーと比較していただければ一目瞭然だと思います。昔の日本には巨乳女性も少なくホールド力を求める女性が少なかったせいか大抵がビキニのような三角の布の頂点からストラップがついているブラジャーがほとんどでした。今でもスーパーの下着売場などではその形状に慣れ親しんだ年配の方や、乳房が発達しはじめたジュニア向けにこのような構造のブラジャーが売ってあります。
寄せてあげるという目的意識の高い若い女性をターゲットにしている製品などではストラップは確実にカップの端についていて、しかもカップが大きくなればなるほどカップの端は肩の端に近づきます(巨乳は乳房の輪郭が正面から見て体からはみ出るため) だからずり落ちるんですよ(涙)
ブラ紐を直すのには公衆の面前では抵抗があるため、ズレないようにブラウスなどに自分でホックを縫いつけてストラップを固定するという涙ぐましい努力をしている女性もいます(こういう方は珍しいですが…)
浩より
菩薩様、どうもありがとうございました。しかし詳しいですねえ。おそらく一般の女性に比べてもかなりお詳しいほうではないかと思われます。
よくブラのつけかたとしては「回りの肉を集めて」と言うわけですがそこのところがずっと不思議に感じていたのですが、最初にそこの位置にあるものではないものを寄せ集めているわけですからしばらく体を動かせばすぐにみな元のところへ戻っていってしまうのではないかと感じていたのですが、それを戻らないようにするほどにワイヤーでしっかり防波堤を作ってしまい、そのために食い込んで痛くなる、というイメージが正しいでしょうか?
たしかに胸がぽこんと飛び出ているいわゆる外人の乳腺タイプの胸ですと乳房の独立性が高いのでワイヤーがソフト、あるいはいらない程度でよいのかもしれないですが裾野が広い方は大変でしょうね。
あたくしのようにどちらかといえばぽちゃな女性が好きな者はブラの中におさまっていず、胸の周囲全体が揺れてしまっているような女性に魅力を感じるのですがご本人にとっては大変であるのでしょう。
あとときどき感じるのは胸の位置が高いところにあるどちらかというと鳩胸的な女性と下のほうについている女性ではかなり同じ胸の容積でも違うタイプのブラを選択しないといけないのではないかなあと思うのですが。
昔風のブラは三原葉子さんの映画などで見ることができるものですね。同様にビキニ水着の上も昔のものはシンプルであたくしは味があって好きなのですが、ページ内でとりあげている青山ミチさんのビキニ姿などあのようにただの布きれをビキニスタイルに縫製しただけのような水着であれだけの大きさの胸で合っているのは青山さんが当時にしては珍しい乳腺型のそのままほっておいても形が保たれるタイプの胸だったからこそで脂肪型の女性であの水着はすぐにずれて出てしまって無理であるようですね。
Re: いったん新しいスレッドにしまして 菩薩 – 2004/04/03(Sat) 12:11 No.4214
実は友達(今はちょっと疎遠になっていますが…)がW社の元・部長さんなんですよ。それで色々話を聞くうちにランジェリーについて興味を持つようになったんです。あたし自身女性ですから毎日身に付けるものですし、どうせなら付けていてときめくようなランジェリーが欲しいですしね。女性に生まれたからにはランジェリーの愉しみを逃す手はないと思いますしね。
Tバックなんて履くと女性として背筋がシャンッとする思いがするものなんですよ。あと家系的にもランジェリーを収集する血が流れているのかも。それと殿方に対するちょっぴりのサービス精神と(笑)
浩様が仰る通り、防波堤のイメージがぴったりだと思います。胸全体がゆれる感じの方が母性的で見ていると安心感が沸きますものね。自然ですしねぇ。外国人女性のようなパーフェクトなおわん型の大きな乳房も見ごたえがあって素敵だけど、見慣れてくると一つの造形物のように感じられてしまい、母性的な魅力は今ひとつです。
実際目の前に迫ってきたらどう扱えばいいか戸惑うと思いますし、甘えさせてくれそうにもない雰囲気がしますし…。乳房と脇のお肉の境目辺りに段ができる感じがあたしは微笑ましくて好きです(あたしはバイセクシャルなのでその辺りは重要ポイントです(笑))。
容積の問題についても仰るとおり乳房の形に大いに左右されますね。着衣の場合同じカップサイズでも釣鐘型の方が鳩胸よりも華奢に見えます。初めて一緒に温泉に入る時びっくりさせてくれるタイプは必ず釣鐘的な乳房です。
外国の方は釣鐘型でも高い位置に乳房がある場合も珍しくありませんが、日本人女性の場合は釣鐘型の乳房は大抵下めの位置にあります(きっと胸筋の質が欧米人と東洋人では違うのでしょう)。したがって日本女性の釣鐘型にはフルカップは向きません。
昔風のビキニ、あたしも好きです。むしろ今のガッチリと鎧の様にパッドやワイヤーで胸をホールドする水着は、かえってブラジャーのように見えて卑猥に感じられ、健康美に欠ける気がします。こちらのサイトで青山ミチさんの画像を拝見致しましたが、青山さんの時代には今のようにストレッチ素材などなかったでしょうから、いかに青山さんの乳房が自力で美しい曲線を描いていたかよく分ります。
単純な縫製のビキニ(ブラジャー)には、危うさと自然な重力(微かな崩れ)が感じられて、まさにビーナスを見ているようであたしも好きです(あたしは脂肪型なので鎧のジャンヌ・ダルクですが(汗))。カジュアルなカルバンクラインのブラジャーも最高級のラペルラのブラジャーも、ホールド力はほとんど無視であるのにもかかわらずとてもエレガントでラグジュアリーで素敵です。
完璧な美貌の女性より、笑ったり喘いだりする時に少し崩れる顔の女性の方がグッとくるような魅力を感じさせてくれる原理が乳房にも当てはまるのかもしれませんねぇ。
Re: いったん新しいスレッドにしまして 菩薩 – 2004/04/04(Sun) 00:30 No.4232
「ブラバイブル」なる本があるんですね~。初めて知りました。最近は専門の純文学からも足が遠のいていて、おまけに書店からも遠ざかっている始末です。もっぱらオンラインショップのランジェリーサイトをサーフィンしている今日この頃です。こうなったら気になるのであたしも「ブラバイブル」探してみようかしら?(というか確実に探すと思います(笑))貴重な情報ありがとうございます。
“乳房に対しての郷愁”を抱くのはフェチではない男性にもほぼ100%いえるとあたしは思っているんです。乳房という対象に“性的興奮”と“母性への郷愁”というアンビバレントな両方の気持ちをほとんどの方がお持ちではないでしょうか?だからこそ乳房に対して繊細さを求める気持ちが生まれるのでしょう。どちらの気持ちも同時に満足させることは不可能に近いことであって、その辺りから繊細さ(悶え)が生まれるのではないかしら?
母性ほど男性にとって絶対的なものは他にはないのではないかと思い知ることが多々あります。お母さんと叫びながら戦士する兵士が多いのもうなずけるというと、あまりにも乳房考からはかけはなれてしまいますが、男性はそういうものだと開き直れたら、女性は楽になれるし男性に“性的興奮”と“母性への郷愁”の両方をタイミングよく与えてあげられるのではないかとあたしは心底思っています。
“4本探し”…!!まさにあたしが小学4年生の頃に没頭していたことで、今猛烈に浩様にシンパシーを感じてしまいました。そう思うとあたしも立派なフェティストなんでしょうね(…なんて、まるで他人事みたいな口ぶりですね(汗))
「フェチは苦しい」…そうですよね、常に悶えとの葛藤ですから。何らかの答えに辿り着いたと思いきや、新たな疑問が次々と湧き上って、結局常に気になってしまっているという…。でもあたしなんかの場合はフェチどころかセクシャリティー自体が超少数派なので、自分のフェチ度(なんと乳房だけではないのです)を時々忘れてしまうくらいです。いずれにせよ、自分はセクシャルマイノリティーだと意識すると受難の人生(大げさかな?)に突入してしまったかのような気がしますものね。
70年代命様、“Vゾーンが深い”というご指摘にはあたしも本当に共感してしまいます。アメリカの女性が着る何でもない開襟シャツの襟元など、深
いですよねぇ、本当に。欧米の女性は自分を見せる演出に長けているのかもしれませんね(しかもはっきりNOと言う強さもある)。Vino様のご意見に一票です。本当にそうですよね~。Vino様のようなGカップのお胸だと、3つもボタンを開けても十分胸がシャツを押し上げるでしょうし、ちゃんと見えない演出ができるんでしょうね…(溜め息)あたしは2つが限界ですね~。本当にVino様がうらやましい限りでございます。
…とうことで、あたしはピチピチのタンクトップをノーブラで着て、ローライズのデニムの履き口からTバックの紐を露出させるという、いかにもゲイテイストな装い(笑)で夏を乗り切っています。でも浩様ご安心を。あたしは母性をいくらかは持ち合わせているので、見られても一向に気にしませんよ^^きっと「見ないで!」という女性は母性が薄いのでしょう…なんて言うと乱暴かしら?そういう潔い開き直りを持つ女性のことを、あたしは勝手に『あ、この人も観音様だ』などと思っています(笑)
Re: 番外 Vino – 2004/04/04(Sun) 01:10 No.4238
「見ないで!」なんていうのを無視して見てしまえばいいと思います。(爆)
最近はそんなこと言う人あまりいませんし・・・。
知る権利、ですか・・?!
Re: 番外 Vino – 2004/04/04(Sun) 01:20 No.4239
ちなみに私もバイ寄りです~^^>菩薩様
Re: 番外 菩薩 – 2004/04/04(Sun) 01:53 No.4242
Vino様もまごうかたなき観音様だと思います。…というか『Vino様が観音様でないなら一体誰が観音様なんだ』ぐらいの勢いで観音様です(^^;
…って、観音様観音様と連呼していると、何だか怪しげな人みたいですね、あたし(苦)すみません(汗)Vino様もバイ寄りと聞いて驚きです@@
バイ寄りで観音様…もう何も申しあげることはありませんです。うっとり。実は現在専業主婦だったりする菩薩より(あたしを貰う殿方がいるなんて世の中一体どうなってるんでしょう?)
浩様の場合、逆説的なマザコンなのかもしれませんねぇ。実を申しますとあたしがそうなんです。あたしは母性というものの皆無な家庭環境で育ちましたので、母性を求める気持ちが膨らんだのは言うまでもありません。
世間一般に言われるマザコンというわけではないので「お母さんに似てるから好き」というのとは違うのですが、女性の胸に抱きしめられてあやされると、性的興奮よりも先に安堵の気持ちが膨らむのは、やはり広義のマザコンなのでしょう。いつまでもありのままの自分を受け入れてもらえていると錯覚しそうになるような、絶対的な安息を感じますもの(勿論恋人♀といい関係が築けているから成り立つことですし、それに恋人♀はいつまでもそんな状態を許してはくれませんが(笑))。
巨乳ママシリーズがズレているのは、やはりAVというカテゴリーでなおかつ商業ベースに乗せるという目的の作りなので、実際の甘えっ子男性が求める“安息”がおろそかに描かれるからではないかと思えました。
浩様はもしかしたら、あたしと同じように理想の母の乳房を求めていらっしゃるのではないかと、誠に失礼ながらそう思いました。
こんにちは。サイトを立ち上げようと夜更かししたためにこんな時間に活動を始めています^^;
最後部4人ですかぁ。そういえばあたしも小学生の頃は後ろから2番目でした。ブラジャーが必要になったのも学年で1番早く、もう体は完全に大人でしたから、卒業アルバムの水泳の授業の集合写真とかを見ると、一人だけ保護者が混じっているかのようで、今にしてみれば何とも思わないのですが当時はからかわれたり触られたり、ブラジャーをパチンとやられたり、スカートをめくられたりで、しかも知らない中学生や高校生のお兄さんに書店などで体を触られたり、中年のおじさんにナンパされたり(おじさん犯罪ですよ(汗))、痴漢にはつけ狙われるわで、もう男の子どころか男性自体が嫌で嫌でしかたがありませんでした。
社会人になってから電車で通勤することがなくなったので痴漢にはほとんど遭わなくなりましたが、無抵抗な子供になら手が出せるという卑劣な気持ちが痴漢にはあるんじゃなかろうかと思えてなりません。そういうことも加味されて自分のセクシャリティーが形成されたのかもしれないと思ったり…。
あたしは気が強かったのでいじめられこそしませんでしたが、よく男の子には捨てゼリフとして『デブ』と言われることが多く、真剣に自分は太っているのだと思って自信喪失していましたよ。
でも小学生の男の子は自分より背が高かったり体格がよい女の子のことを『デブ』ということが多く、今にして思えば本当に肥満児の女の子は『デ
ブ』と言われてなかったような気がします。発育する女の子に対しての照れの裏返しだったのかなぁと思ったりしますが、それは良い風に解釈しすぎなのでしょうか?でも、自身喪失していた当時のあたしを、もしそんな風に見てくれている男の子がいたんだとしたら…なんだか報われます。当時あたしが好きになる男の子はみんなにおとなしいと思われている、クラスでも一番小さいような男の子ばかりでした。
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