小池栄子

女性の豊かな乳房を果実にみたてて表現するようになったということはごく自然で必然的ななりゆきであろう。みずみずしくはちきれそうな2つの丸い極上のフルーツ。 顔を軽くぶつけるとポンとはじきかえされそうな弾力、指で軽くつつくとプルンと揺れるしなやかさ。透き通った肌の下に青くはりめぐらされた血管がほどよい体温を保たせる。

栄子さんの豊饒の胸を前にして私たちはあらためてこの世にこのおっぱいほど完成された造型物などありはしないのだと知るのである。21世紀の日本女性の新しい乳房と魅力の扉を開いたとも言える栄子さんの胸。これもまた私の死ぬまでの思い出となりそうです。

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